初夏の花だより ~芙蓉と紫陽花の風景~

梅雨入り前の貴重な晴れ間に、東大構内で初夏の花々に出会いました。季節の移ろいを感じるひとときを、写真とともにお届けします。

まずは、この季節の主役、アジサイ(紫陽花)。淡いピンクや紫、ブルーの色合いが絶妙で、雨上がりには特にいきいきと輝きます。大学の紫陽花は、ほかの場所のものに比べて全体的に色が薄めな気がします。花の色は土壌の酸性度で変わるといわれており、同じ場所でも毎年少しずつ異なる表情を見せてくれるのも魅力です。

 
そしてこちらは芙蓉の花。大きくて柔らかな花びらが風に揺れる様子は、見ているだけで穏やかな気持ちにさせてくれます。芙蓉は初夏から夏にかけて長く楽しめる花で、これからの季節の楽しみの一つです。
 

忙しい毎日の中で、ふと立ち止まり、花々に目を向ける時間は、季節の移ろいを感じて心が豊かになるひとときです。
どうぞ皆さまも、自然の優しさを感じる時間をお楽しみください。