論文紹介:人工嗅覚埋込術は将来において嗅覚障害治療の選択肢となるか

[鼻チーム] 今回紹介した論文は、将来における嗅覚障害治療の選択肢としての人工嗅覚埋込術です。

本論文における嗅覚障害患者の1/3は、嗅覚改善を目的として開頭手術を行ってでも人工嗅覚埋込術を受けたいと考えている。現時点で実用化はされていないものの、将来において、嗅覚障害や自覚症状の程度によっては、人工嗅覚埋込術が嗅覚障害治療の選択肢となるかもしれない。
Besser G, Liu DT, Renner B, Hummel T, Mueller CA.
Laryngoscope. 2018 Aug 25. doi: 10.1002/lary.27476. [Epub ahead of print]
 

投稿者:堀切 教平/ENT-HP1