Seiffertの対圧直達喉頭鏡

Seiffertの対圧直達喉頭鏡です。

Killianの懸垂喉頭検査法(「直達喉頭鏡と光源付額帯鏡」を参照)が手技的に困難であったため、Seiffertが、より簡便な方法として1922年に考案しました。Killianの原法は喉頭鏡を上から吊って(懸垂)固定しましたが、Seiffertは胸壁に固定器具を当てて喉頭鏡を固定(対圧)します。これが現在の喉頭鏡の原型です。

ザイフェルト氏対圧直達鏡。

へら型の喉頭鏡を持ち上げる方式。

Seiffert直達喉頭鏡の掛絵です。覚醒下、坐位で行っています。

Seiffert直達喉頭鏡の掛絵です。覚醒下、懸垂頭位で行っています。