当教室に入局、研修された先輩医師の声を掲載します。
耳鼻科の魅力、当教室のお勧め点についても語っていただきました。

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研修を終えた医師の声

「医局員の声-後期研修編」(2020年入局)

菅家 隆之(2018 産業医大卒)

卒後2年間の初期研修を終え、令和2年度に入局しました。
東大病院、関連病院で働いた経験もなく、出身大学も地方でしたのでお知り合いの先生方や友人もおらず、全く未知の世界でしたが東大耳鼻科の環境は魅力的であり、思い切ってご連絡させて頂いたことを覚えています。
見学したときは術後のカンファレンスがあり、手書きの手術記載を発表するもので自分にこれができるのだろうかという不安もありましが、教育・臨床・研究全ての面で充実している東大耳鼻科で学びたい思いは強く、入局を決意しました。
新入局員は、最初の1年間は東大病院で研修を行います。腫瘍、耳、気食(嚥下・音声など)、外来(鼻・めまいなど)の4コースをローテーションし、耳鼻科医としての基礎を身につけることが出来ました。東大はあらゆる分野で専門性が高く、多くのことを実際に自分の目でみて、経験することができるというのは強みだと思います。不安だった術前・術後カンファレンスは、先生方に丁寧にご指導して頂き、毎週繰り返すことで自然と力が付いたように感じました。
また新入局員には、1年の間に学会発表や論文執筆の機会を与えて頂きます。私は、英語論文を執筆する機会を頂き、新たな自分の発見や成長を実感することが出来ました。
もし当時の私のような環境で入局先をご検討されている方がいらっしゃいましたら、気軽にご連絡してみてはいかがでしょうか?

枇杷田 美沙(2018 日大卒)

私は2020年に入局しました。東大病院で1年間研修をした後、現在は多摩総合医療センターで専門医研修を行っております。
東大病院での研修は、耳、腫瘍、気管食道、外来コースの4つを順番にローテーションしました。耳鼻科は分野が多岐にわたり幅広い知識が必要となるため入局当初は不安が強かったですが、各専門の先生方より講義を受けたり手技についてご指導いただくことで知識や技術を身につけることができました。
各コースでは多くの手術に入り手技を経験できたことはもちろん、術後の全身管理や処置に関しても深く学ぶことができました。手術を執刀する機会もあり、執刀医として望む手術は普段と景色が違って見えて今までの理解では足りなかったことを痛感させられました。各分野を専門とする先生方の元、外来・手術を学ぶことができるのは中々ない環境だと思います。さらに先生方は皆さん教育熱心であり細かくご指導いただけるため、耳鼻科としての基礎をしっかりと身に着けることができます。また、同期と共に働くため切磋琢磨していけるのも強みだと思います。私自身も時には辛く悩むこともありましたが同期の存在に支えられ乗り越えることができました。
さらに、専攻医を対象とした各領域の講義が充実していますので、耳鼻科医としての一歩を踏み出すための教育プログラムがそろった環境だと思います。

増田 大晃(2018 東医大卒)

2020年に入局しました。入局後、東大病院で1年間、耳鼻科専門研修を行い、現在は東邦大学医療センター佐倉病院にて専門研修を行っています。
私は学生時代の実習を通じて耳科学に興味を持ち、耳鼻科を志望しました。初期研修2年次に東大病院耳鼻科をローテートした際、諸先生方から多くをご指導いただき、入局を決めました。
専門研修では耳科学、頭頸部腫瘍、鼻科学、音声・嚥下、めまい・平衡の各専門外来を通じて、豊富な症例を経験し、基本的な病態から最先端の検査や治療法まで幅広く学びました。また、手術を通じて、解剖や手術手技について各分野のスペシャリストの先生方に細かくご指導いただきました。一部の手術では執刀を経験することで、手術に臨む姿勢を身につけることができました。さらに、上級医指導の下、臨床研究の機会にも恵まれ、英語論文の執筆や学会発表を経験しました。現在もリサーチマインドを持って日々の診療に従事し、自分の研究が臨床に応用できることを目標としています。
耳鼻咽喉科疾患は多岐に渡り、鑑別診断の進め方や手術適応の決定は非常に難しいと思います。施した治療が患者の予後改善にどれだけ寄与しているか常に悩みます。東大病院耳鼻科専門研修で培った知識や手技、そして人脈は自分の一生の宝物になっています。もし、入局を迷われている方がいらっしゃいましたら、是非見学にいらしてください。

「医局員の声」(H30年入局)

山川 かほる(H27年 浜松医大卒)

私は、2018年に入局し、東大病院1年、亀田総合病院2年の研修を行っている女性医師です。この文章は東大病院への入局を検討している先生方が読むと思いますので、私が入局の際に考慮したことを基に、当医局を紹介いたします。
①耳鼻科の多岐にわたる分野のそれぞれに専門家がいます。幅広い専門的な知識を得ることができ、自分の興味がある分野を発見する助けとなります。それぞれの医局にはそれぞれ独自の強みがありますので、耳鼻科の中でどの分野に興味があるか決まっている人は、その分野に強い医局を選ぶのが最善でしょう。しかし、そうでない人は、まずは全てのことを学べる環境で自分の強みを探すのもよいと思います。全ての分野を学べる環境が当医局にはあります。
②1年目に耳鼻科医としての基礎を身につけることができます。1年目は東大病院で研修を行います。教育環境が整っている下で研修を行えるため耳鼻科医としての土台を築けます。1年目にしっかりとした土台を築けることは、耳鼻科医としてのスキルアップに大きなアドバンテージとなります。
③研究をできる環境があります。多くの先生が研究をしており、興味・やる気さえあれば研究を行うことも可能であり、人生の選択肢が増えます。
④ここからは女性医師に向けて書きます。この医局は女医として仕事と家庭の両立が可能だと思います。女医は結婚、出産、子育てと人生を左右するイベントが多く、遠方への転勤、子育てしつつ仕事を継続できるか、将来のキャリア形成など、男性とは異なる悩みも多いです。当医局は都内に関連病院が多く、遠方へ転勤するという不安要素は回避されやすい環境です。また、仕事と子育てを両立している女医もいます。男性医師に負けずにキャリア形成をすることも可能でしょう(もちろん、人一倍の努力は必要ですが)。家庭に重きをおくか、仕事に重きをおくか、働き方の選択が当医局では可能だと思います。
当医局に興味を持たれた方がいましたら、ぜひ生の声を聞きに見学に来てください。

「医局員の声」(H28年入局)

岡本 拓也H26年 東京大卒

H28年に入局した岡本拓也と申します。市中病院での初期研修を終えた後は、東大病院→東邦大学医療センター佐倉病院→公立昭和病院→亀田総合病院と、様々な施設での耳鼻科研修を経験させていただいております。
入局した理由は、何より「雰囲気の良さ」です。恥ずかしながら、進路を選ぶ時点では自分が本当にやりたいことが見えていなかったため、「耳鼻科の〇〇の分野に興味がある」から耳鼻科を選んだわけでも、「〇〇がやりたいから東大耳鼻科にしよう」と深く考えていたわけでもありません。学生時代に授業や実習でお世話になった際、優しく指導熱心な先生が多かったことが強く印象に残っていたため、このような環境で働いたら楽しいかもしれないと思い入局を決めました。耳鼻科の分野は耳、鼻、口腔・咽頭、喉頭・気管、頭頸部腫瘍、めまい・平衡、聴覚、嗅覚、味覚、音声・言語、摂食・嚥下など、分類するのが難しいくらいに多岐に渡るため、興味は後からいくらでもついてきます。実際に、様々な経験をさせてもらい充実した研修生活を送る中で、たくさんのことに興味がわいてきました。身近に何でも聞きやすい専門家がいる環境が大きいのだと思います。
まだ診療科や医局を決めあぐねている初期研修医の先生方、自信をもっておすすめいたしますので、ぜひ一度見学にいらしてみてください。

森 安仁H26年 筑波大卒

2016年に入局した森安仁と申します。2年間の初期研修の後、東大病院で1年間、虎の門病院で2年間、近畿大学病院で約2年間の研修を行いました。
これまでの研修を経て実感した、東大耳鼻科医局の強みをご紹介したいと思います。
最大の強みは、充実した教育システムです。入局1年目に東大病院で、耳・鼻・喉頭・気管・頭頸部腫瘍のそれぞれのスペシャリストの先生方から講義を受け、更に豊富な症例を経験しながら臨床に即して指導を受けることができます。出身大学の分け隔てもなく、若手の間から手術や検査手技を経験する機会が沢山得られます。また、臨床だけではなく、学会発表や論文執筆の指導も手厚く、アカデミックな視点を学ぶことができます。私自身は、初期研修の間は研究のことまで考えが及んでいなかったのですが、専門医資格を得るためには学会活動や論文執筆も必要であり、上司の先生方に大変お世話になってまいりました。時には(頻繁に)怠けたい、楽をしたいという気持ちもありましたが、医局全体に整った教育体制があるおかげで、多くの技術や知識を習得できたと感じています。
もう一つの強みは、沢山の先生方との出会いがあることです。東大耳鼻科医局で研修している中で、仕事だけでなく人生の目標となる上司や、一緒に支え合い切磋琢磨できる同期、様々な気付きを与えてくれる優秀な後輩と出会うことができました。こうした出会いは、医者として志を高くして努力する原動力になり、そして人生を豊かにする宝であると思います。
入局先に迷っている先生方には、ぜひ一度見学にいらしていただき、医局の雰囲気などを体感してもらえればと思います。

「後期研修をおえて」(H26年入局)

石丸 純子(H24年 横浜市大卒

2014年に入局し後期研修を修了しました。
耳鼻科の頭頸部腫瘍・耳・鼻・喉頭などの各領域を偏りなく経験することができること、研修体制が手厚いこと、また実際に見学した際の医局の雰囲気などにひかれ入局を決めました。出身大学も違い、初期研修病院も関連病院ではなかったので不安が大きかったですが、医局の先生方はみな温かく迎えてくださいました。
耳鼻科1年目の大学病院での研修では耳鼻科各領域における専門性の診療にふれることができ、また学術的な面も多く学ぶことができました。
その後は市中病院での勤務をおこなっていますが、外来および手術と豊富な経験をつむことができました。こどもから大人まで、診断から治療まで、手術では鼻の内視鏡手術や頸部の外切開の手術などと多岐にわたる診療にたずさわることができました。このように多様性にとんでいる点も耳鼻科の魅力だと思います。
無事後期研修を修了できたのは、大学病院ではもちろん、市中病院にでてからも優しく熱心な指導をしてくださる先生方に恵まれたからだと思います。外来では判断になやむこともありますが、その際にどの先生方にも気軽に相談することができ、また手術も丁寧に指導してくださり経験を重ねることができました。
今後もこの環境に感謝しつつ、日々研鑽を積み診療にあたっていきたいと思います。

「医局員の声」(H26年入局)

一條 研太郎(H24年 琉球大卒

私は初期研修の2年間を母校で過ごした後、手術の多彩さや、感覚器への興味などを理由に耳鼻咽喉科医を志しました。母校に残るか、故郷に帰るか迷いましたが、最終的には東京大学耳鼻咽喉科に入局を決めました。耳鼻咽喉科は幅広い領域をカバーしており、専門分野も細分化されています。東京大学耳鼻咽喉科はそれらすべての領域において専門家がおり、臨床も研究も精力的に行っている日本有数の医局だと思います。幅広く臨床のトレーニングを受けたいと考え、また研究にも興味を持っていた私にはとても魅力的であり、入局を決意いたしました。
私は出身大学も異なり、関連病院で初期研修したわけでもなく、入局まで全くご縁はありませんでしたが、医局の先生方は温かく迎えてくださりました。各コースの先生方には、お忙しい中でも手術や検査について、基本から丁寧に教えてくださり、大変感謝しております。また、優秀な同期達にも恵まれ、助け合いながら、互いに切磋琢磨することができました。
これまで東京大学附属病院、東京逓信病院、竹田綜合病院で後期研修のトレーニングを積ませていただきました。どの病院においても非常に充実した毎日を送って参りました。臨床に忙しい日々ですが、学会発表や論文執筆の機会にも恵まれております。学んだ知識と技術は財産となっております。まだまだ未熟者ですが、指導医の先生方をお手本として、今後も日々精進していきたいと思います。

「医局員の声」(H24年入局)

柴崎 仁志(H22年 北海道大卒

卒後8年目の柴崎仁志と申します。北海道大出身です。
初期研修を2年間行ったのち、平成24年に入局とともに東大病院にて後期研修をさせて頂きました。大学病院での後期研修は、耳、腫瘍、気食、外来のコースに分かれており、それぞれのスペシャリストのもとで学ぶことができます。大学病院で1年ほど研修した後は、関連病院で研鑽を積むことになります。各病院では数多くの症例や手術を経験させていただき、御指導頂いた先生方には心より深謝しております。
その後、卒後7年目には日本耳鼻咽喉科学会専門医を取得し、卒後8年目からは東京大学大学院医学系研究科に進学しました。現在は学外の施設にも通いながら、研究を行っている毎日です。研究テーマは「ナノミセルによる癌治療の検討」で、耳鼻咽喉科領域のみならず広い範囲で、日々新しいことを学んでいる最中です。以上のように、大学院進学に関しても、大学院進学の時期や研究内容等に関しても自由度は高いと考えます。
今後も、今まで以上に、臨床に研究に充実した日々を送れるよう、励んでいきたいと思っております。

「研修を振り返って」(H20年度後期研修医)

井上 雄太(H18年 弘前大卒)

東大病院にて初期研修を2年。耳鼻咽喉科医になりたいと歩み始めてさらに1年。気がつけばあっという間の日々でした。 2年目は必修よりまず耳鼻科から研修したいと思い、4月からお世話になりました。最初は初期研修医の同期がおらずちょっと寂しかったですが、 1年上の先輩方に助けられながら一緒に同じ勉強をすることができるのが刺激になりました。 耳コースでは、 最初側頭骨を削るのがなかなかうまくいかなかったのですが、いざ始めてみると面白くどんどん進みました。 腫瘍コースでは、大変多忙な時もありましたが、内容の濃い充実した研修が過ごせました。 その後必修の科を回りましたが、 耳鼻科の楽し く充実した日々に及ぶものはなく、やはり自分の進むべき道はここだと決めて入局致しました。
3年目は腫瘍コースから始まり、気食コース、外来コースで研修しました。 気食コースでは、 初めて自分の名前が外来に貼り出されるのに自分も耳鼻科医としての一歩を踏み出したのだと実感しました。 色々勉強させて頂きましたが、特に声を確認しながら進めていく音声の手術が面白く感じました。 外来コースでは扁桃摘出術の色々なやり方を教えて頂き、その他にも色々な検査法や鼻のレーザー焼灼などを丁寧に教育して頂きました。 現在は埼玉県立小児医療センターにて研修しております。じっとしてくれず、 泣きだすことも多い子供達の診察に最初は戸惑いましたが多くの患者さんを診察して少しずつ慣れてきました。 上司には温かな配慮を賜り、手術に外来に充実した環境で勉強させて頂いています。もっと色々なことができるように、 まずは目の前にある一つ一つを大切にして、励んでいきたいと思っています。

「研修の思い出」(H20年度後期研修医)

河村 さやか(H18年 昭和大卒)

2年間の初期研修を終え、右も左もわからないまま東大耳鼻科に入局した2008年の春。その後、 耳コース・腫瘍コース・外来コース・気食コースとまわらせていただきましたが、すべて奥の深い研修ができました。 耳鼻咽喉科の広い範囲の専門的な治療を身近で経験できるのは、東大だからこそできる素晴らしいメリットであると今更ながらしみじみ実感します。
どのコースでも先生方には丁寧に指導していただき、とても勉強になり本当に感謝しております。 現在、虎の門病院で多くの先生に御指導いただき、 充実した毎日を送っております。 自分で判断して診断・治療をすすめていくのは難しく、 周りの先生方に御指導いただきながらなんとか外来をこなしており、 先生方には本当に感謝しております。これからも少しでも多くの事を学びとれるよう頑張りたいと思います。

「研修を振り返って」(H20年度後期研修医)

後藤 多嘉緒(H18年 東京大卒)

大学での研修が終了して、国立国際医療センター戸山病院に異動してから、早4ヶ月がたちました。 それでも、大学病院での研修生活の一日一日が昨日のことであるかのように思い出されるので不思議なものです。 腫瘍コース6ヶ月、耳コース3ヶ月、外来コース4ヶ月、気管食道コース4ヶ月と少し長めに研修させていただきました。 腫瘍コースでは、術者の先生方の華麗な手術手技と、それによりもたらされる美しい術野に感動する日々でした。 一方で、お亡くなりになっていく患者さんもいて、自分に何ができるかを考える日々でもありました。 耳コースは複雑怪奇な耳の解剖に閉口し、本をよんでわからないことを各先生方に聞く日々でした。 自分自身がよくわかっていないのに、クリニカルクラークシップでまわってきた学生の指導もまかされ、なかなか忙しい日々をおくっていました。 外来コースでは、各先生がたに、忙しい診療の中でも適切な指導をしていただけたので、 とても充実した日々をおくっていました。 密かに鼻外来等での近藤先生による、 ためになるカンファをいつも楽しみにしていました。 私は音声に特に興味があったので、 気管食道コースを回った時にはとても充実しました。普通のファイバーで観察してもよくわからない嗄声が、 音声専門検査によって病態が推測されていくので、音声外来は毎週の楽しみでした。大学では、 尊敬する先生を何人も持てたことが自分にとってなによりも収穫でした。 国立国際医療センターに異動してからも諸先生方にとてもよく指導していただき、楽しく充実した日々を送っています。 このように恵まれた環境で勉強をさせていただけていることを、とてもうれしく思っています。

「研修を終えて」(H20年度後期研修医)

安原 一夫(H18年 千葉大卒)

2年間の初期研修後、耳鼻科を選択することを決め、東大耳鼻咽喉科にて2008年4月より御世話になりました。 2年間の初期研修では研修病院の都合もあり、耳鼻科での研修を行なう事は出来なかったため、 耳鼻科の知識が全くないままに3年目として大学病院で働き始めることへの不安は当初大きいものでした。 しかしながら実際に働き始めると、指導医の先生方の丁寧な指導、そして週3回のクルズスと、 耳鼻科経験のない私にとってはこれ以上ない環境であることをすぐに実感でき、大変感謝しております。 大学でのローテートですが、腫瘍コース、耳コースの順に回らせていただき、その後に再び腫瘍コースに戻らせていただきました。 2009年の4月より外来コース、気食コースを回らせていただきました。
医師としての経験が浅い私にとっては手術に携われることは大きな喜びでありましたが、 各コースの先生方とも手術の基本から丁寧に御指導いただき、大変勉強になりました。 また、外勤に出させていただいた際も外勤先の先生方に大学同様の丁寧な御指導をいただきました。 これらが今後の関連病院での手術、診療の際の土台になるものと感じております。 東大耳鼻咽喉科に入局させていただくまでは、医局とのつながりは全くなかったにもかかわらず、 快く受け入れていただいた上、さらに1年3ヶ月に渡り、日々丁寧に御指導いただけたことに、本当に感謝しております。 今後は関連病院での勤務をさせていただくこととなりますが、 この1年3ヶ月の間に経験したことや御指導いただいたことを糧に、 そしてなにより指導医の先生方の耳鼻科医としての姿勢をお手本、目標としてがんばっていきたいと思います。