医局見学と後期研修(専攻医)説明会のご案内(医局長より)

当教室HPを御覧頂き有り難うございます。当医局に興味のある方は、是非一度東大病院へ見学にお越し下さい。

初期研修医2年生、1年生、医学部学生を問わず見学可能です。

見学に来ていただければ、さまざまな領域の手術を見学することができます。手術のみならず一般外来・専門外来の見学、病棟も併せて見学することが可能です。研修医の先生に具体的な業務内容、生活状況、東大医局を選択するに至った経緯、その後の満足度など何でも聞いていただいて結構です*1

臨床、研究、教育の全ての分野において自信をもってお勧めできる医局です。他大学の医局にも是非見学に行ってください。そうすれば東大の良さをきっと実感して頂けると思います。

(当科の専門研修(専攻医)プログラムの詳細はこちら、ブログ「後期研修Q&A」はこちら

随時見学を受け付けています(COVID-19のため、Zoomなどでの相談も受けています)。医局長(ikyokutyou3387@yahoo.co.jp)までご連絡ください。

医局について

東大耳鼻咽喉科医局は、耳鼻咽喉科の中では日本有数の大医局となります。当医局同窓生は多種多様な活躍をしております。教職に就いているもの、一般病院で臨床に励むもの、子育てと医業を両立するもの、大学院にて研究に没頭するもの、開業をして地域医療に貢献するものなど様々です。耳鼻咽喉科を選択したいけれども将来どのような活躍の仕方があるのか分からないという先生もいらっしゃると思いますが、当医局の門をたたいていただければ必ずや目標とする先輩を見つけることができると思います。

当医局では、新人の教育については特に力を入れております。入局すると医局員全員で分担して、耳鼻咽喉科領域の検査から診断、治療法まで網羅的に約30コマの講義を行います。さらに、研修期間中には必ず1人1回は学会で発表していただきます。その後論文作成も行っていただきますが、英語での執筆を推奨し、full paperを書く人も最近は増えてきています。

手術症例は全症例に対して適応や術式の検討さらには術後の手術報告を医局員全員で行います。特に術後検討会では手術の要点を絵で書いて、全員に説明します。実は絵を描くことは知識を整理し、相手に効率的に要点を伝える上で最適な方法であり、基礎研究でも必要なプロセスです。このような研修によって、若い先生は多くの手術を効率よく学ぶことができるようになります。さらに、毎週行われる抄読会や研究発表会を通じて、論文の読み方や臨床での問題点をどのようにして見つけ出し、どのような手法によって解決していくのか、その思考プロセスも少しずつ学ぶことができます。研修期間中は、臨床や研究ともに一定レベル以上の到達が求められますので、大学での生活は楽とは言えません。時には教授をはじめ上級医から厳しく指導を受けることもあるでしょう。しかし、この厳しい研修の先に皆さんの成長があります。新人の成長によって私たちも同様に成長します。お互いが切磋琢磨して、充実した研修になるように医局員一同、全力でサポートします。

皆様との新たな出会い・指導を通じて新たな一歩をこの医局で踏み出せることを楽しみにしています。

是非一緒にその一歩を踏み出してみましょう。

*1:見学日は1日でも2日でも、あるいは数回に分けても構いません。1週間の大まかな日程については下図の通りです(クリックして拡大して下さい)。医局へのアクセスはこちらです。

東大耳鼻科週間予定(手術・外来・回診)

<見学者歓迎>当教室に関心をお持ちいただきありがとうございます。東大耳鼻科では毎年多くの見学者を受け入れており、5〜8月頃には同時に数人が見学に来ることもあります。
<はじめて病院見学・医局見学する方でも安心!>当医局では、一人一人のご希望に合わせて外来・病棟・カンファレンス・手術・研究など、オーダーメイドの見学スケジュールを作成しています。見学当日はマンツーマンで先輩の専攻医(後期研修医)から話を聞く時間も設けますので何でも聞いてください。優しさ100%のサポートを目指します!