額帯鏡と言えば耳鼻科のシンボルですが、初代教授の岡田先生とその門下生は口保式の反射鏡を好んで使用していました。
岡田先生の外来診察です。詰め襟の学生服を着た医学生が後ろで見学しています。岡田先生は額帯鏡ではなく、口保式の反射鏡を用いています。
(東京大学医学部1915年卒業アルバムから許可を得て掲載。東京大学医学部図書館蔵。)
この口保式の反射鏡は医学部図書館の資料室に「遺品」として大切に保管されています。
(撮影許可と公開許可を得て掲載。東京大学医学部図書館蔵。)
口でくわえる箇所が歯痕で凹んでいます。
(撮影許可と公開許可を得て掲載。東京大学医学部図書館蔵。)