臨床研究に関する情報公開
- JCOG1008「局所進行頭頸部扁平上皮癌術後の再発ハイリスク患者に対する 3-Weekly CDDP を同時併用する術後補助化学放射線療法と Weekly CDDP を同時併用する術後補助化学放射線療法に関するランダム化第 II/III 相試験」にご参加の皆様へ
- JCOG1212「局所進行上顎洞原発扁平上皮癌に対する CDDP の超選択的動注と放射線同時併用療法の用量探索および有効性検証試験」にご参加の皆様へ
- 東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科にて 頭頸部癌の診断・治療を受けられた方およびそのご家族の方へ
- 頭頸部がん登録について
- ニボルマブの有効性と安全性の検討について
- 東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科に、HPV(ヒト乳頭腫ウイルス)関連中咽頭癌で通院歴のある患者さんおよびそのご家族の方へ
- 下咽頭癌に対する下咽頭・喉頭全摘術を受けられた方およびそのご家族の方へ
- 咽喉頭がんで経口的切除術を受けた後、通院歴のある患者さんへ
- 食道がん術後に生じる嚥下障害の病態解明の研究について
- 中咽頭癌とアルコール代謝に関する研究について
- 経外耳道的内視鏡下耳科手術の術後成績に対する多施設共同研究について
- 患者由来腫瘍を用いた難治性再発性喉頭乳頭腫の遺伝子発現解析による病態解明
- 頭頸部癌に対する化学放射線療法を行い、リハビリテーション科にて予防的リハビリテーションを行った方へ
- 研究課題「高速度デジタル撮影による声帯振動の解析」へのご協力のお願い
- 東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科にて高度難聴で受診の方およびそのご家族の方へ
- 東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科にて片耳の難聴で受診の方およびそのご家族の方へ
- 東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科にて頭頸部癌の診断・治療を受けられた方およびそのご家族の方へ
- 「喉頭・気管外傷新鮮例の発生原因と治療に関する全国実態調査」について
- 「患者由来腫瘍異種移植を用いた悪性腫瘍のゲノム• エピゲノム解析による病態解明」について
- 金沢大学人間社会研究域人間科学系で「健常者のための重心動揺測定と評価方法の検討」の研究に参加された方へ
- 遠隔転移のない頭頸部粘膜悪性黒色腫を対象とした根治治療に関する観察研究
- 局所進行頭頸部扁平上皮癌術後再発ハイリスク患者の術後補助化学放射線療法の治療効果・有害事象を予測するバイオマーカー研究
- 声帯麻痺に対する声帯内bFGF投与による治療効果の検証
- 声帯萎縮(老人性喉頭含む)、声帯溝症に対する声帯内bFGF投与による治療効果の検証
- 東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科にて頭頸部癌の診断・治療を受けられた方およびそのご家族の方へ
- 東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科にて 感冒後嗅覚障害・新型コロナウイルス後嗅覚障害の診察を受けた方およびそのご家族の方へ
- 匿名化された頭頸部悪性腫瘍全国登録を用いた頭頸部肉腫の病態解明 (審査番号 2023280NI)
- 東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科にて研究課題「ヒト鼻粘液の物質組成の網羅的解析に関する研究」(2018092NI)に参加された方へ
- 東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科にて鼻疾患に対して頭蓋底の切除手術を受けた方およびそのご家族の方へ「ヒト鼻粘膜の物質組成の網羅的解析に関する研究(2019073NI)」に参加された方へ
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における上気道狭窄の全国調査
耳鼻咽喉科疾患の病態生理の解明と治療効果に関する後ろ向き研究へのご協力のお願い
平成27年5月29日
1.この研究の概要・目的
当科では耳鼻咽喉科領域の病気が発症するメカニズムの解明とそのより効果的な治療法の開発を目標として、さまざまな研究活動を行っております。このような研究活動の基礎として、実際に外来受診、または入院して診断検査や治療を受けた患者様の診療録は病気の全体像を明らかにする上で大変貴重な医学的情報を含んでおります。そこで当科では過去に当科を受診された患者様を対象として、診療録に記録されている各種の検査結果、臨床経過、治療内容とその効果などの医学情報を解析し、病気の臨床像や発症、治療効果に関与する因子の検討を行う研究を行うことで、耳鼻咽喉科的疾患治療の発展に寄与することができると考えております。
2.対象
昭和 55 年 1 月から研究倫理委員会承認日までの間に東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科を受診された患者様の診療録に基づくデータを研究の対象としております。
3.方法、実施場所、個人情報の保護
当科所属の研究者が診療録を閲覧しながら、診療録の情報を調査票に記入し、東京大学医学部附属病院内において各種の統計解析を実施します。この情報とは、診療録記載内容及び診療過程で収集される試料(血液検査・病理組織検査など)や画像検査の結果も含みます。患者様ご自身の氏名・住所・生年月日等の個人情報とは一切連結できないようにしてデータを記録するためこの時点で患者様の匿名化は完了し、患者識別情報が含まれないデータのみを取り扱います。データは各研究の責任者がパスワードロックをかけたパソコンに保存し当教室において厳重に保管します。データは研究終了後一定期間を経過したのち研究者が責任をもって廃棄します。
4.研究における倫理的配慮について
本研究は直接患者様に介入する研究ではなく、患者様の生命・健康に直接影響を及ぼさず、人体から採取した試料を実験的に用いることもありません。前述の通り、検査結果などの個人情報はすべて匿名で解析されますので、個人が特定されることはありません。学会発表や学術雑誌及びデータベース等による結果の発表の際にも個人の特定が可能な情報はすべて削除致します。また研究対象の該当者、非該当者のいずれの患者様においても現在の診療内容に全く影響を及ぼしませんし、不利益を受けることはありません。
5.研究への参加・不参加
この研究は、東京大学医学部倫理委員会の承認を受け、東京大学大学院医学系研究科・医学部長の許可を受けて実施するものです。ご自身のデータが観察研究に用いられることに同意されない場合は、下記連絡先までお願い致します。また、研究に同意されなくても、治療を続ける上で不当な扱いを受けることは決してありません。
6.現在進行中の研究はこちらからご覧になれます。
連絡先:
東京大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
教授 近藤健二
メールアドレス:kondok-tky@umin.ac.jp FAX:03-3814-9486