東大耳鼻科は「安全・安心・思いやりの医療」「先進の技術開発」「専門医研修の充実」を高いレベルで実現することを目指しています。

女性医師の声

「くじけそうなときも絶対仕事はやめないほうがいいよ」
「迷ったらこの医局の雰囲気を感じてみてほしいです」

ここでは女性医師の声を特集します。

女性医師の声

東京逓信病院

古川 麻世(H14年入局)

私は現在公立昭和病院で医長として勤務しています。

子供は4歳と2歳になりました。

第1子出産前から現在の病院で北原部長のご指導の下に勤務しており、業務内容は手術や緊急入院も多く、両親からのサポートが受けられない環境にもあり、出産後の復職には大変不安が大きかったです。

復職にあたっては医局から増員という形でご支援頂き、勤務時間に制限があるため上司や同僚からもサポートして頂き、何とか育児と両立しながら勤務を続けています。

また同じ医局員で、育児をされながら研究や勤務を継続された女性の先輩や同期に様々なアドバイスを頂けたことも大きな助けとなりました。

苦労が多い中でも勤務を続けられたのは、医局からのサポートを頂けたことと、臨床の面白さを追求したいという気持ちがあったからだと思います。

当教室には耳科、鼻科、頭頚部腫瘍、喉頭のどの分野でもスペシャリストの先生がいらっしゃり、丁寧にご指導頂けたこと、大学病院、関連病院で多くの経験を積ませて頂けたことが現在の礎となっていると感じる日々です。

制約が多い環境でも臨床医として活躍の場を与えて頂き大変感謝しております。

子育てと両立中の医師の声

公立昭和病院

天谷 鮎美(H23年 福島県立医大卒)

私は2013年に入局し、現在卒度6年目になります。入局前に妊娠が判明し、入局の際には妊娠6ケ月の状態でした。本来ならば、入局に際して、まず妊娠していることを医局の先生方に申し上げるべきでしたが、大変ためらわれました。わずかな勤務期間で産休に入り、出産後も育児休暇をいただくことで、入局早々大変なご迷惑をおかけすることになると思ったからです。ですが、そんな心配を他所に、妊娠のことを当時の医局長の先生に相談させていただいたところ、快く受け入れてくださいました。また山岨教授にご挨拶に伺った際も励ましのお言葉をいただき大変うれしく、また安堵したことを覚えています。結果的に、入局後2ヵ月間、大学病院で研修をさせていただき、10ヵ月間もの産休、育休期間をいただきました。また妊娠期間中の当直の免除や、研修するコースについてもご配慮いただき、産休前の2ヵ月間、体調を崩すことなく、充実した研修を送ることができました。復帰後も、子供の体調不良の際に早退させていただくことがありましたが、あたたかく見守っていただきました。医局の先生方にいろいろな場面でご配慮をいただき、深く感謝しております。私は現在都内の病院で研修をしております。関連病院が都内に集中していることは子育てをしながら働く立場としてメリットがとても大きいと思います。医局の先生方の中に子育てをしながら働く女性の先生も多くいらっしゃり、その先生方の背中をみながら、自らを鼓舞し毎日研修に励んでいます。

東京逓信病院

松田 絵美(H21年 群馬大卒)

私は2人の小さい子供を育てながら、常勤医師として外来や手術をさせて頂いており、充実した日々を送っております。今、上の子は4歳、下の子は10ヶ月です。

私は、虎の門病院の常勤医師として勤務している際(卒後4年目)に長男を妊娠致しました。平日の妊婦健診も、快く行かせて頂けましたし、大きなお腹でも椅子に座ってできる手術は最後まで入らせて頂けました。長男は生後4ヶ月から保育園に預け始め、ゆっくりと慣らし保育をして生後6ヶ月で虎の門病院の常勤医師として復帰しました。当初は、もう少し復帰を延ばしても良いかなと思いましたが、いざ復帰してみるとちょうど良い時期だったと考えております。ブランクが少ないので、私自身としては手術技術が落ちるには至らなかったと感じておりますし、育児から開放され仕事に集中できる時間が良いリフレッシュになっていました。そして家で息子と過ごす時間をより大切にして過ごすことができました。また息子が急に熱をだして保育園から呼び出された時なども、周りの先生方が代診して下さる事もありました。本当に協力的でご理解のある先生方ばかりで、大変感謝しております。

その後、東京逓信病院へ移動となりましたが、この際も、保育園の送り迎えの都合などを考慮して頂けました。おかげさまで着実に症例経験を積むことができ、専門医の資格を取得できました。その後、待望の第二子を妊娠致しました。つわりで辛いときは、後輩医師のみならず、先輩医師までもが雑務を手伝ってくださり、つわり自体も仕事をしていると気がまぎれて、軽く感じました。産休育休中は、医局の送迎会に呼んで頂いたり、東大病院へ手術の見学にいかせて頂いたり、ゆったり楽しく過ごしていました。そして次男が生後10ヶ月の時に常勤医師として復帰させて頂きました。今も母乳の大好きな次男のために、病院で2回/日搾乳をして、翌日冷凍母乳として保育園に持って行っています。先輩たちが良く理解してくれていて、手術が縦に続くと「胸痛くない?搾乳しなくて大丈夫?」なんて声をかけてくださったり、本当に働きやすい環境です。体力的に疲れて夜は落ちるように寝てしまいますが、毎朝「今日もがんばろう♪」と思って気持ちよく出勤できるのは職場の皆様のおかげだと思っています。

私は幼少期に乗馬を習っていて、大きなサラブレッドに大人用の重くて大きなアブミでよじのぼって、馬にしがみついていました。そして医学生の時に、鼓室形成術で摘出されたアブミ骨を指先に乗せてもらって、本物そっくりな形やその小ささに非常に感動した事を覚えています。「人体で一番小さな骨を扱う手術をする耳鼻科の先生ってすごい!耳鼻科って面白そう。」と思ったのが、耳鼻科に興味をもった始まりでした。

耳鼻咽喉科は、各疾患に対して内科的加療から機能手術・悪性腫瘍の手術まで多岐にわたり習得することができる科です。勤務形態も大病院に在籍して手術をバリバリすることもできるし、開業して地域密着の先生になることもできます。また、世界でもトップレベルの研究をしている東京大学の各教室で研究を行いながら、臨床診療をつづけることもできます。私が東京大学耳鼻咽喉科への入局を決めたポイントは、色々な働き方があるのは、とても魅力的だと思ったからです。

そして、開業している先生を含め、医局員が多いので、自分のロールモデルを見つけられたり、相談相手になってくれる先輩医師も沢山見つかると思います。実際に、東京大学耳鼻咽喉科は、医局員の意思を理解してくれ、しっかりサポートしてくれる良い医局です。

迷っている先生がいたら、この医局の雰囲気を感じて欲しいです。大学病院でも関連病院でも良いので、まず見学にいらしてみてください。

日赤医療センター

坂田 阿希(H14年 千葉大卒)

私は日本赤十字社医療センターで常勤の医師として勤務していますが、 2009年9月24日に出産を控え産前休暇に入っている状況です(現在は2009年8月12日です)。 3年前に東京逓信病院で働いていた時に長女を出産していますので、今回が2回目の出産です。産後も日赤医療センターで働いています。

子供を保育園に預けながら、外来や手術をこなすのはとても忙しく、肉体的精神的にもつらいことも多いですが、 それでもやっていけるのは室伏利久前東京逓信病院耳鼻咽喉科部長や矢野純前日本赤十字社医療センター耳鼻咽喉科部長、 大田康現部長はじめ、上司や同僚に大変恵まれていて、 くじけそうなときも「絶対仕事はやめないほうがいいよ」 とか励ましてくださったからだと思います。 他の先生たちの理解、サポートがあるので助かっています。

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